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米作りの作業① 水路掃除から

田植えが終わり1週間が過ぎた今日、こんな面白い体験はないと思うので、せっかくなので一連の作業をまとめてみようと思う。しばらく過去を振り返りながらの思い出し掲載になると思うが、やがて実作業がタイムリーに書き込んでいけると思う。まずは部落総出の水路掃除から思い出しつつ書き込みたいと思う。

★水路掃除の「井出掘り集会」(5/13ごろ)

 田を管理するには当然水を管理せねばならず、どこから引いてきてどうしているのかなと思っていたところ、父親から毎年の水路掃除の作業があるので、今年からお前が田んぼをやるつもりなら出ておいでと言われる。

 瀬戸内海に沿った平野部で雨が少なく乾燥しがちで、山が急で川の水も頼りにならないこの地域では、江戸時代より前の古くから、みなで池を作りそこから水を引いて稲作をやりやすくしていたようである。実際池を作った過去の記録も残るらしく、現在までに多くの池が作られ、私の住む阿方部落だけでも7~8ヶの池を管理する。その池からの水路の掃除と、掃除の前に部落の農業に関する決まりごとをまとめるのが井出掘り集会の目的らしい。

 基本的に毎年5月の田植え前に、部落総出(農家の各家…基本的にむかしはすべて農家…より1名)で行い、朝の集合時に農業関係の部落の決め事に対し総会としての議決と報告、その後小字ごとに別れて水路の掃除が行われる。総会は事前に相談ができているようで、役員さんの言葉に大きな異論は見られず粛々と進む。早々に総会が終わると私たち「中西」エリア在住者は在所付近から国道付近に至る水路とそこに入る延命寺横の池から延びる水路整備を行う。基本的にコンクリートで固められた深さ50~100cmの水路なので特に苦労もない。人手があるのでみんなでやるからではあろう…。40~70半ばまで年齢幅があるのはおもしろい。

 水路掃除が終わると一度家へ帰って着替え、当番宅に行って昼食を食べる。当番宅では折り詰めと吸い物や自家製の漬物、お酒などで接待をする。昼食はその小字単位の集落の決め事を話す場でもあるらしく、今回はお祭りののぼりを立てる土台のことが議題にあがる。自由に話す段になるといろいろな話が出る。今回自分は初めて米作りを自分ではじめるに当たり、機械のことやらいろいろな決まりごとのことなど、みなさんに教えていただく(本当に助かる)。その他無駄話もたくさんする。お酒を飲むものが減ったなぁと50代の先輩はおっしゃられているが、時代なのかもしれない。タバコ農家がいるからか、タバコは吸うものが多いのは地域の特徴を現しておりおもしろい。

水路掃除
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